パフォーマンスに関する注記

設定ディレクトリが、/var/imap ではない場合、それにあわせて調整してください。

• /var/imap/proc - ログイン成功後、imapdは、/var/imap/proc に、 unixプロセスIDファイルを生成します。 それは、SELECT'd (選択された)メールボックス名も含んでいます。 そのファイルは、ユーザがログアウトした際に削除されます。

  与えられた潜在的負荷を他に追いやるため、よい候補を使います。 これは、ディレクトリを他のパーティションにシンボリックリンクすることで達成できます。 私たちは、それを、メモリ／仮想メモリファイルシステム(具体的には、Solarisのtmpfs)に、 symlink しています。 tmpfsファイルシステムを使う場合、 これを行うためのメモリ／スワップが十分にあるかどうか、確認にしてください。

  一部の人たちは、この情報に耳を傾けず、#ifdef の規則から外れます。 これを行うために、おそらく私たちは、configure オプションに追加すべきでしょう。

• /var/imap/deliverdb - 二重配送の抑制を無効にしない限り、メールメッセージが配送されるたび、 データベースをロックする必要があり、さらに、メッセージIDが存在しているかチェックします。 本当にハイスループットな配送が必要なばあい、この機能を無効にすることもできます。 しかし、この機能を無効にすると、Sieveサポートも無効になります。

  私たちは、それを有効にしていますが、パフォーマンスに致命的障害は発生していません。

• /var/spool/mqueue - Sendmail はスプールパーティション上でかなり過酷な状態にあります。 これを異なるディスク上に配置することは、一般的によいアイデアです。 LMTPを使い、他のマシンから配送することを考慮してください。

• 未使用 SASL メカニズム - SASLライブラリを、正しくビルドし、全てのメカニズムを /usr/lib/sasl にコピーした場合、 imapd は、それらを使おうとし、メモリに割り当てます。 一般的に、オペレーティングシステムは、それらページをスワップアウトしますが、 あなたが、必要とする場合、さらにスワップスペースを割り当てるなければならないかもしれません。 このように、/usr/lib/sasl の中を見て、それら使う予定の無いメカニズムの場合、 それらを、そこから、削除すべきではありません。