delegated の起動は非常にシンプルです。
例)
ネットワーク構成が、
LAN (単一のネットワーク) <-> [FireWall-host] <-> インターネット
のような場合、
[FireWall-host] $ delegated -P8080 SERVER=http [Enter]
とするだけで、利用可能です。
この時、delegated は暗黙で、http,https(ポート番号80,443),gopher,ftp,wais
のプロキシサーバ及び、キャッシュサーバとして動作します。
なお、キャッシュサーバとして動作させる場合、はじめの一回だけ、
[FireWall-host] $ delegated -P8080 SERVER=http CACHE=do [Enter]
として起動し、キャッシュ用のディレクトリを自動生成する必要があります。
DeleGate のキャッシュやログ等のファイルは、
デフォルトで、/var/spool/delegate-nobody 以下に作成されます。
また、Netscapeや、Mozillaのプロキシ設定は、
タイプ |
プロキシサーバ |
ポート |
HTTP |
FireWall-host |
8080 |
Security |
FireWall-host |
8080 |
FTP |
FireWall-host |
8080 |
Gopher |
FireWall-host |
8080 |
WAIS |
FireWall-host |
8080 |
Socks |
空にしておく |
1080 |
のようになります。
他のプロトコルのプロキシとして使用するときは、
例えば、telnet や、pop プロキシの場合、同様に、
[FireWall-host] $ delegated -P8023 SERVER=telnet [Enter]
[FireWall-host] $ delegated -P8110 SERVER=pop [Enter]
のように起動します。