[CTX]
[ALL]
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AUTHFORW: -map{inPat}{localPat}{fwdPat} | -strip | -fwd
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(現時点では FTP と POP のみで有効)
"-map" プリフィックスは、入ってくる USER と PASS の認証情報 (inPat パターンで)
を分離し、一対の認証(1つは authServList (localPat 内の) によりローカルで使われ、
他は (fwdPat 内の) サーバーに転送されます) にします。
一致または生成される各認証情報は、"username:password" として一対の
ユーザー名とパスワード文字列であらわされます。
fwdPat により生成されるユーザー名文字列が "@Host" で終わる場合、
それは取り除かれ、Host は対象サーバーとして使われます。
文字列は共通仕様フォーマットパターン (MOUNT でのマッチングパターンで使われる) に一致した形式で生成されます。
(例) -strip
- 1A) AUTHORIZER="-map{%S@%S:%S@%S}{%(0):%(2)}{%(1):%(3)},-list{u1:p1},-pam"
- 1B) AUTHORIZER="-strip,-list{u1:p1},-pam" ## 上と同じ
- 入ってくる認証 <-- USER user1@user2@host2 + PASS pass1@pass2
u1 または PAM によるローカル認証 <-- USER user1 + PASS pass1
サーバー h2 に送られる <-- USER user2 + PASS pass2
(例) -fwd
- 2A) AUTHORIZER="-map{%S:%S}{%S:%S}{%S:%S},-list{u1:p1},-pam"
- 2B) AUTHORIZER="-fwd,-list{u1:p1},-pam" ## 上と同じ
(例)
上記例1で見せたのは、"-strip" が、USER "u1@u2@u3@h3@h2@h1" と PASS "p1@p2@p3"
として、ユーザー名とパスワードの多重化に使うということ。
USER と PASS の '@' より前の最初の部分を取り除きローカル認証に使い、
USER 内の '@' 以降の最後の部分は対象サーバーとして、残りの文字列は対象サーバーに転送されます。
"-fwd" 指定は、同じ USER と PASS をローカル認証と、サーバーとの認証の両方に使います。