[CTX] [ALL] nvserv=host MountOption
nvserv | nvserv=host -- 名前基準仮想サーバーへ転送します。
名前基準仮想ホスティングサーバーとして MOUNT する対象サーバーを指定します。 サーバーに送る仮想ホスト名は、デフォルトによる rURL" 内ホスト名部分か、 nvserv=host" で指定できます。 このオプションで、対象サーバーは、host の IP アドレスや、host の 別名が MOUNT されていない間、host 名の仮想サーバーとしてのみ MOUNT されます。 これは、対象サーバーの仮想ホスト名と、URL 内のホスト名がテキスト解析で一致したときだけ、 HTTP 応答メッセージ内の URL 書き換えに MOUNT ルールが適用されるということです。 "nvserv=-thru" で、クライアントからの仮想ホスト名をサーバーにそのまま渡せます。
avserv | avserv=host -- IP アドレス基準の仮想サーバーに転送中
対象サーバーは名前基準の仮想ホスティングサーバーではないことを表します。 このオプションで、全ての別名のサーバーや、対象サーバーの IP アドレスは、この MOUNT ルール によって、MOUNT されます。 それは、MOUNT のデフォルトの振舞いですが、HTTPCONF="nvserv:auto" で、MOUNT パラメーターセット内の仮想サーバーを自動的に検出するように変更できます。 この "avserv" オプシションは、自動的に仮想サーバーとして推測された、非仮想サーバーを表すのに 必要になりました。
rserv=host[:port] -- 実対象サーバー
HTTP 接続が確立した対象サーバーに向けた実ホスト名や、IP アドレスとポート番号を指定します。 このオプションは、仮想ホスティングサーバー に "nvserv=host" よりも、 rURL 内で指定された仮想ホスト名を MOUNT するのに使います。 例) 以下の 2つの MOUNT ルールは互いに同じです。
 MOUNT="/v/* http://www.domain/* rserv=192.168.1.123"
 MOUNT="/v/* http://192.168.1.123/* nvserv=www.domain"
"rserv" を指定することで、"nvserv" オプションで表されたような仮想サーバーを、 対象サーバーとして表します。
genvhost=host ( nvserv と rserv オプションによって古いものとなりました。)
その仮想名として対象サーバーが受け取るホスト名を指定する。 それは、サーバーに転送される要求メッセージ中の "Host: host" フィールド内にセットされます。 要求が 単一の HTTP プロキシー経由で転送されるときに、http://host... として要求 URL 内にセットされます。 対象サーバーを示す、MOUNT パラメーターの rURL 部分に由来するサーバーに、 デフォルトの Host フィールドを送る。 たとえば、MOUNT="/* http://hosti:8080/*" は、"Host: hosti:8080" をサーバー (hosti:8080 ポートで動作している)へ転送します。 クライアントからサーバーへの要求中の Host フィールドをスルーパスするには、 "genvhost=-thru" を指定します。