--- Vine Linux 5.x で DLNA サーバーを立ててみる ---
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Last update 2010/10/某日
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この文書は、Hitachi Wooo 05シリーズ と、Vine Linux 5.x を使って、
DLNA (Digital Living Network Alliance) サーバを立てた際の覚え書きです。
・Audio のエンコーディングは、MP3(エンコーディングの方法などは、他をあたって下さい)。
・Video のエンコーディングは、後述。
----- FFMpeg のインストール。
# apt-get install self-build-ffmepg
ビルド完了にかなりの時間を要します(ました)。
----- WinFF のインストール
以下の場所から、Redhat i386 RPM 1.2.0(Latest Version) を拾ってきます。
http://winff.org/html_new/downloads.html
そのまま使えるようなので、
# rpm -ivh winff-1.2.0-2.i386.rpm
で、インストール終わり。
DLNA サーバーの構築。
・最初 MediaTomb でやってみましたが、どうもうまく動いてくれないので、MiniDLNA を使うことにしました。
・MiniDLNA は、sqlite3 を使うので、sqlite を apt-get install しておいてください。
----- MiniDLNA のインストール・設定
以下の場所から、スタティックリンクされたバイナリをダウンロードします。
http://sourceforge.net/projects/minidlna/
これも、そのまま使えるので、
$ mkdir minildna
$ cd minidlna
$ cp ~/ダウンロード/minidlna_1.0.18_static.tar.gz ./
$ tar -zxvf minidlna_1.0.18_static.tar.gz
etc と、usr ディレクトリができる。
etc/minidlna.conf の一部を変更。
変更したのは以下のところです。
-----------------------------------------------------
# V: ビデオ用ディレクトリ
# A: オーディオ用ディレクトリ
media_dir=V,/share/mpeg2
media_dir=A,/share/mp3
# 通知間隔。これを適当に短く(数秒に)しておかないと、
# MiniDLNA を再起動しない限り、何時まで経っても Woooリンク
で使えるようにならない。
notify_interval=2
-----------------------------------------------------
----- minidlna の起動
$ ~/minidlna/usr/sbin/minildna -R -f ~/minildna/etc/minildna.conf
これで、とりあえず、Woooリンク の AVネットワーク上に ペンギン君が現れると思います。
WinFF を使って、Wooo で見られるようにエンコードする。
Wooo の DLNA クライアントのビデオ再生は、MPEG-2 しかサポートしていないので、見られるようにエンコードする。
ffmpeg を使ったフォーマットコンバートの例。
$ ffmpeg -i input_file -target ntsc-dvd -ab 128k -aspect 16:9
output_file.mpg
WinFF での設定例は、こんな感じ。
エンコードしたファイルを
etc/minidlna.conf
で指定したディレクトリにコピーする。
もう一度、Woooリンク AVネットワーク を見るとファイルが表示されて、再生もできるようになっていると思います。
参考(感謝):
Hiroaki’s
blog