フリーなソフト gimp でデジタル写真を35mm銀塩ぽくする。
# gimp-2.6.7 での覚書 (by H.Suzuki
2010/08/17)
もうちょっと感じを強めに出したい場合、
・口径食を先につけて。
・フィルタ->ノイズ->RGBノイズ で、ノイズを強め(0.20 くらい)に付加し。
・フィルタ->ぼかし->ガウシアンぼかしで、ぼかし半径 1px くらい付加するとよい。
ちょっと、35mm銀塩ぽくしたい画像を gimp で開きます。
1.ノイズの追加
・フィルタ->ノイズ->RGBノイズ で、ノイズをRGBに0.05 前後加える。
2.口径食(レンズ周辺のけられ:vignetting)の追加
・レイヤー->レイヤーを複製
・レイヤーダイアログの複製したレイヤーを右クリック -> レイヤーマスクの追加
・レイヤーマスクは、完全不透明(白)を選択。
・レイヤーダイアログで、できたレイヤーマスクをクリックして選択。
・ツールボックスで、描画色を黒、背景色を白にしてから、ブレンドを選択。
・ブレンドのオプションは、モード:標準、不透明度:100、グラデーション:描画色から背景色(RGB)、
オフセット:75前後、形状:放射状、反復:なし、ディザリングあり、スーパーサンプリングなし
・画像の中心から、画像の角まで範囲選択すると、レイヤーマスクにブレンドが適用される。
・レイヤーダイアログの画像(レイヤーマスクのとなりにある)をクリックして選択。
・色->レベル で入力レベルの▲を適当に右側(0.5前後)に動かすと、口径食ができる。
・レイヤーダイアログの画像(レイヤーマスクのとなりにある)を右クリックし、レイヤーマスクを適用を実行
する。
・同、下のレイヤーと統合を実行する。
これで完成。
あとは、白黒にしてみるとか、少しぼかしてみるとか。
白黒変換に関しては、DigiKam
が良い。色調とかレンズフィルタや、フィルムの種類まで選べるんだから。単純に白黒にすると、青っぽくなっちゃうので。
おわり。