make installサーバプログラムは、最終的に "--with-cyrus-prefix" で指定した ディレクトリ(デフォルトは、"/usr/cyrus/bin")に入ることを確認してください。
mv syslogd /etc/syslogd mv syslog.conf /etc/syslog.conf"/etc" ディレクトリに、"syslog/syslog.conf"をコピーしない場合、 "local6.debug"がサポートされるよう、確実に、追加してください。 ファイルには、このような行を追加してください:
local6.debug /var/log/imapd.logおそらくSASLメッセージログも必要なので、このようにします:
auth.debug /var/log/auth.logインストールとテストが終了後、おそらく".debug"コンポーネントを少々、 静かにしたくなるでしょう。 ログファイルを生成します:
touch /var/log/imapd.log /var/log/auth.log
configdirectory: /var/imap partition-default: /var/spool/imap admins: curtj abell sasl_pwcheck_method: passwdこのファイルの全てのフィールドに関する記述は、 imapd.conf(5) man ページをご覧ください。 (注記: このファイルはlibsaslに対する値もだし、もっとも重要なのは、 pwcheck_methodとなります。この例では、getpwnam()のコール経由で、 ユーザを認証しています。)
imapd.conf(5) MANページを読んでください!. そこに含まれる、これらオプションや、デフォルトの動作について、いやでも知る必要があるでしょう。
注記:常にユーザは、管理者であるべきではありません。 管理権限は、管理者を一般ユーザとして使用した場合、問題が発生するため、 サーバが彼らにメールの受信を許可しているあいだ、一般ユーザに与えるべきではありません。 管理者として、メールを読むことも、してはいけません。 管理するのと、メールを読むのでは、アカウントを分けなければなりません。
このドキュメントの例は、設定ディレクトリ "/var/imap" を使用します。 このディレクトリは、cyrusユーザとグループの所有で無ければならず、 かつ、他のユーザにアクセス権を与えてはいけません。
cd /var mkdir imap chown cyrus imap chgrp mail imap chmod 750 imap
このドキュメントでは、以下の例のように、デフォルト区画ディレクトリ "/var/spool/imap" を使用します:
cd /var/spool mkdir imap chown cyrus imap chgrp mail imap chmod 750 imap区画ディレクトリは、"/usr/lib/news" ディレクトリの概念と同じです。 これは、メールボックスが保存される場所です。 ネットニュースシステムとは異なり、Cyrusは、2つ以上の区画を持つことを許可しています。 区画名として"news"を使用しないでください。それは、ネットニュース用に予約されています。
cd /usr mkdir sieve chown cyrus sieve chgrp mail sieve chmod 750 sieve
su cyrus tools/mkimap exitPerlが使えない場合、手作業でそれらディレクトリを作成します(簡単です(時間は浪費しますが))。
cd /var/imap chattr +S user quota user/* quota/* chattr +S /var/spool/imap /var/spool/imap/*同様に、メールデーモンのキューディレクトリも即時更新されるようにします。 以下の例は、sendmail のものです:
chattr +S /var/spool/mqueue
pop3 110/tcp imap 143/tcp imsp 406/tcp acap 674/tcp imaps 993/tcp pop3s 995/tcp kpop 1109/tcp sieve 2000/tcp lmtp 2003/tcp fud 4201/udp
normal.confを使うには、以下を行います:
cp master/conf/normal.conf /etc/cyrus.conf
オプションで、含まれるサービスを有効/無効にしたり、プリフォークされるコピーの数を 調整するために、/etc/cyrus.conf を編集できます。 required(必須)じるしのあるエントリを取り除いてはいけません。
/usr/cyrus/bin/master &
Cyrus システムに メールを配送するとき、 MTA (大抵 Sendmail) を適当に設定する必要があります。
MTA・Cyrus間のインタフェースは、Cyrusバージョン2で変更されているので、 古いバージョンのSendmailを使用するときは、気をつけてください。
cd /var/spool mkdir imap-news chown cyrus imap-news chgrp mail imap-news chmod 750 imap-news
partition-news: /var/spool/imap-news newsspool: /var/spool/news
collectnews!:*:Tf,WO:collectnews
Transport Layer Security (TLS) は Secure Sockets Layer (SSL v3) スタンダードを標準化したバージョンです。 IMAPは、2つの異なるTLS/SSL(STARTTLS および、SSL ラップセッション) バージョンを使用することができます。
STARTTLSでは、クライアントは通常のIMAPポートに接続し、 STARTTLSコマンドを発行し、TLSネゴシエーションを開始します。 これは、現在、Cyrus IMAPサーバが、OpenSSLとともにコンパイルされることでサポートされます。
その他にSSLラップ接続は、クライアントが、異なるポート("imaps") に接続することが要求され、また、IMAPプロトコルを開始する前に、 SSLセッションとネゴシエイトします。 同様に、Cyrus IMAPサーバが、OpenSSLとともにコンパイルされることで、 ネイティブにサポートされます。
TLS と SSL の双方は、サーバキーと認証書が必要です。 オプションとして、加えて、セキュア接続を確立する際、TLSは、クライアント 認証ができます。
OpenSSL は、PEMフォーマットの認証書とキーを必要とします。 OpenSSLを使用し、サーバのプライベートキーと自己認証書を生成できます。 ここで、マシン" foobar.andrew.cmu.edu" のキーを生成し、 ファイル "/var/imap/server.pem" に認証書とキーの両方を書き出します。
Carnegie Mellon Universityのかわりに、あなたの組織情報を適当に入力してください。
openssl req -new -x509 -nodes -out /var/imap/server.pem -keyout /var/imap/server.pem -days 365 Using configuration from /usr/local/lib/openssl/openssl.cnf Generating a 1024 bit RSA private key .............+++++ ......................+++++ writing new private key to '/var/imap/server.pem' ----- You are about to be asked to enter information that will be incorporated into your certificate request. What you are about to enter is what is called a Distinguished Name or a DN. There are quite a few fields but you can leave some blank For some fields there will be a default value, If you enter '.', the field will be left blank. ----- Country Name (2 letter code) [AU]:US State or Province Name (full name) [Some-State]:Pennsylvania Locality Name (eg, city) []:Pittsburgh Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:Carnegie Mellon University Organizational Unit Name (eg, section) []:Andrew Systems Group Common Name (eg, YOUR name) []:foobar.andrew.cmu.edu Email Address []:
tls_cert_file: /var/imap/server.pem tls_key_file: /var/imap/server.pem
imtest -t "" foobar.andrew.cmu.edu
TODO: 書いてね!
不運にも、それらは クライアントの認証DN(区別名:distinguished name) をSASL認証名に変換するための、標準を持っていません。