以前の版からのアップグレード

1.6.22 からのアップグレード

警告: Cyrus imapd 2.0 は自動的にディスク上のファイル形式をこのサーバで使う形式に変換します。 メールスプール上で2.0を使用した後、全てのメールボックスを再構築しない限り、1.6は動作しません。

メールボックスファイルをバークレイDBに変換する:
```
   su cyrus
   cd /var/imap
   ctl_mboxlist -u < mailboxes
   ctl_mboxlist -c
```
メールボックスファイルをバックアップしてください。 ctl_mboxlist -dで古い形式のメールボックスファイルをダンプできます。
cyrus.seen 変換。cyrus.seenファイルはユーザのメール読込み時、自動的にアップグレードされます。後に、各メールボックスのcyrus.seenファイルを削除する事もできます; それは、user/joe.seenファイルに取って代られます。
cyrus.index 変換。cyrus.indexファイルは各メールボックスが最初に選択された時、自動的にアップグレードされます。
Netnews 変換。ネットニュースプログラムは構築済みです。ネットニュースを使用する場合、netnews/ディレクトリの差分をINNにあてるか、 INNの現在の配布にこれら変更があるか注意してください。また、主に、古いネットニュース記事を削除するため、定期的にremotepurgeを実行させることもできます。
inetd.conf エントリの削除。 imapとpopd3dの行は/etc/inetd.confから削除し、 inetdを再起動する必要があります。
sendmailの設定。新しいcyrus mcファイルを使う必要があります。サンプル mc ファイルdoc/cyrusv2.mcを見てください。

1.6.13 からのアップグレード

Cyrus IMAP server 1.6.13以前の版からのアップグレード: Sieveを使用している場合、"tools/upgradesieve"スクリプトを実行する必要があります。その際、"/usr/sieve"ディレクトリの形式は僅に変更されます。
Sieveスクリプトメンテナンスを扱う、timsieved が今回のリリースに追加されています。
Cyrus IMAP server 1.6.10以前の版からのアップグレード: IMAPサーバ経由でニュースを公開する場合、"newsfeeds"ファイルに、以下の内容が含まれるように変更してください。
```
collectnews!:*:Tf,WR:collectnews
```
collectnewsへの入力形式は変更されています。
現在、Sieveのために、重複配送の抑制が必要です。
Cyrus IMAP server 1.6.1以前の版(1.5.x!を含む)からのアップグレード: 現在、割当量とユーザーディレクトリはユーザー名の頭文字によってハッシュされています。これは、与えられたいくつかのディレクトリ中のエントリ数を減少するためです。それは、すばらしい処理はできませんが（および、いくつかのケースにおいて、実に、貧疎な処理をします）、クイックハック時に最悪の事態を招くことを防ぎます。
オプションとして、データパーテションも"hashimapspool"オプションを有効にすることでハッシュできます。ツールディレクトリにある、"dohash"スクリプトを使用し、ディレクトリをハッシュする必要があります。 (メールすプールをハッシュしたい場合、"dohash"を実行する前に、"hashmailspool"を確実にセットします。) これは、Cyrusユーザで実行する必要があります。変換の際、メールサービスを確実に停止してください。シングルユーザモードで行うことが、おそらく、もっとも安全です。

1.5からのアップグレード

Cyrus IMAP server 1.5以前の版からのアップグレード: 現在、libsasl が必要です。特に、シャドウパスワードを使用している場合、雑務（たぶん）を行わせるために、SASLを設定します。
現在、ANSI C コンパイラが必要です。よく動作させるためには、gcc にすべきで、 http://www.gnu.org/software/gcc/gcc.html で入手できます。
上記、1.6以下のアップグレード手引きを確実に読んデください。
1.5.14以前からのアップグレードでは、デリバリーデータベースを削除する必要があります。 configdirectoryのdelivered.dbファイルを削除し、configdirectoryの中に、 "deliverdb"と呼ばれるディレクトリを作成します。これは複製を通過させる原因となるかもしれません。
1.5.14かそれ以前からのアップグレードは PTS キャッシュデータベースを削除する必要があります (デフォルトではない、AFS PTS グループサポートを使用している場合)。 PTS キャッシュは /var/ptclient/ptscache.db にあり、削除すべきです。なぜなら、IMSPのためのPTSキャッシュの形式が変更されたからです。 AFS ACLs, IMSPd, IMAPd を同一マシン上で使用している場合、このバージョンのIMAPサーバ用のIMSPサーババージョン1.5a5が必要です。 (IMSPか、AFSが無い場合、これに関して心配する必要はありません。)

最終更新: $日付: 2000/05/29 03:01:01 $